校長メッセージ
大東小学校 保護者・地域の皆様へ (令和5年1月更新)
令和5年、2023年がスタートいたしました。明けましておめでとうございます。
学校現場は、年度での切り替わりですが、やはり新年を迎え、年が改まると気持ちも新たになります。
コロナ禍が始まって早3年。終わりがなかなか見えず、どなたであっても大なり小なりはストレスが溜まる思いをなさっていることでしょう。令和4年もコロナ対応をしながらの教育活動でしたが、徐々に制限が緩和されてきて、様々な行事が形を変えながら実施できるようになってきました。その中で、今まで当たり前に行ってきた行事についても在り方を見直す機会になっております。例えば、朝会といえば、体育館に集合するのが普通でした。密になってしまうということで、ここ3年近く体育館での朝会や始業式・終業式等は行っておりません。けれども、支障があったかといえば、オンラインで十分に実施できています。子どもたちの反応を見ながら話ができないというデメリットはありますが、暑さ寒さ対策や移動に伴う時間の削減というメリットを考えると、コロナが収まったとしても、すべての朝会を体育館で実施する必要はないといえましょう。
これは、ほんの一例ですが、様々な行事を見直す機会となっているのは事実です。コロナ禍の中でスタートしたGIGAスクール構想は授業の形態を大きく変えつつあります。今まで当たり前と思っていたものが、そうでなくなったり、想像もしていなかった変化があらわれたりしているのがここ数年の学校現場であります。
また、学校の働き方改革につながる「業務改善」も、当たり前の言葉となっております。この1年間でもどのように変化を遂げていくのか予想は難しいですが、先を見ながら、時代の流れ、世界の潮流に乗り遅れることがないように、子どもたちのために邁進する1年間としたいと思います。
保護者・地域の皆様、今年も変わらぬ御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
大東小学校 保護者・地域の皆様へ (令和4年6月更新)
保護者・地域の皆様へ 保護者・地域の皆様、本校の教育活動に際し、いつも御理解と御協力をいただき、心より感謝しております。さて、令和4年度がスタートし、2か月が経ちました。5月28日(土)には体育授業発表会、6月1日(水)には2度の延期後の運動会を無事に終えることができました。いろいろと御協力をありがとうございました。
今年度も、新型コロナウイルス感染症への対策として、昨年度同様に、運動会は教職員と児童のみ、体育授業発表会は対象学年のみ同居の保護者2名までの公開とさせていただきました。けれども、「運動会を参観したい」という保護者がたくさんいらっしゃることはよくわかっておりましたので、何とかその雰囲気だけでもお伝えしたいと考えておりました。そして、ITに長けた教員に構築してもらって実現にこぎつけ、パスワードをかけた限定配信という形で参観していただけるようにいたしました。
運動会の配信はいかがだったでしょうか。事前に校庭で試験をした時には、スムーズに動いていたのですが、当日になったら動画がうまく配信されず、コマ撮りのようになってしまいました。校庭では、Wi-Fi環境が弱いために、大勢の人が動き回ることによって、配信困難になってしまったようです。見苦しい点もあって御迷惑をおかけいたしました。途中で、校舎の2階からの配信に変更しましたら、安定してお届けできるようになりました。ダンス等は上から撮影した方が、全体が見渡せてよい面もありますので、結果としてはよかったかもしれません。運動会後には、何人もの保護者の方から配信への感謝のお言葉をいただきました。苦労しただけにこういうお言葉が本当にありがたく感じます。
今後も、コロナ対応は続くとは思いますが、子どもたちのためにできる限りの教育活動を行ってまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。
大東小学校 保護者・地域の皆様へ (令和3年12月更新)
保護者・地域の皆様へ 保護者・地域の皆様、本校の教育活動に際し、いつも御理解と御協力をいただき、心より感謝しております。
さて、12月24日(金)をもちまして、令和3年度の2学期が無事に終了いたしました。コロナ禍の中、保護者の皆様の御理解をいただき、教育活動を進めることができましたことを本当にありがたく思っております。
2学期は、緊急事態宣言中に始まり、登校して授業を受ける児童とタブレットを用いて自宅でオンライン学習をする児童がいるという初めての試み(ハイブリッド授業)でスタートしました。当初は、容量オーバーしたのかオンラインが繋がらず、御迷惑をおかけいたしました。一方で、教室では先生方が四苦八苦する姿を何度も目にしました。初めての試みでは得てして起こることではありますが、保護者の皆様が温かく見守ってくださったお陰で乗り切ることができました。
10月にはいると、緊急事態宣言は解除され、感染が収まってきて、制限はありつつも教育活動を進めることができました。遠足や社会科見学、修学旅行や自然の教室等の宿泊行事も無事に実施することができました。また、当初は、12月に懇談会のみの計画を立てていましたが、コロナが改善してきましたので、授業参観に変更して実施しました。保護者を半々に分け、フロアが密にならないように学年を3つに分けて実施するという新しい試みとなりました。当初の予定からは大幅に変更せざるを得ませんでしたが、教室で学ぶ子どもたちの姿を見ていただけたことは大きな前進といえましょう。先日、高学年の調理実習を参観しましたが、グループで協力しながらの調理はできず、自分で調理したものは自分で食べる、しかも学級を半々にして、教室と家庭科室を同時に使って入れ替えで行っていました。「何とか子どもたちに調理実習を体験させてあげたい」という先生の思いで実現したものです。このように、日々の学習も感染の心配を抱きながら工夫をしながらの2学期となりました。
12月に入ると、世界中でオミクロン株が流行し始めました。感染が落ち着いている状況で2学期末を迎えましたが、3学期も予断を許さない状況です。予定の変更をすることもあるとは思います。引き続き保護者の皆様にも御理解と御協力をいただくこともあるとは思いますが、よろしくお願いいたします。
今年も残すところ、あとわずかとなりました。保護者・地域の皆様、よいお年をお迎えください。
大東小学校 保護者・地域の皆様へ(令和3年9月更新)
保護者・地域の皆様、本校の教育活動に際し、いつも御理解と御協力をいただき、心より感謝しております。
さて、7月20日(火)をもちまして、令和3年度の1学期が無事に終了いたしました。よき教職員に恵まれ、温かく見守ってくださる地域に囲まれ、保護者の皆様の御理解の中、教育活動を進めることができましたことを本当にありがたく思っております。
一時は収まりつつあったかに見えた新型コロナの感染者が再び増加に転じ、ワクチン接種が始まっていても予断を許さない状況が続いている中での教育活動は、いろいろと神経を使うものとなっております。
そのような中、6月28日(月)から7月9日(金)の2週間にわたって、コロナ禍に対応した新しい取組としてリモート授業参観を実施いたしました。都合のつかない保護者の方々には申し訳ありませんでしたが、多くの方に御来校いただきましたことをこの場を借りて感謝申し上げます。実際に、40名近くの児童が入っている教室に、どういう形であっても保護者を入れれば密になることは避けられません。さいたま市内でも感染者や濃厚接触者の報告が珍しくなくなっている中で、思い切った取組を実施することが難しい状況になっております。子ども同士での感染の場合は、同じ教室にいるために防ぐことは難しく仕方がないという面もあります。ただ、保護者から他の子どもに感染したということになっては事穏やかではいられないものです。学校側も責任を感じざるを得ません。様々な場合を想定する中で、学校での保護者と児童の接触をしない形での授業参観を実施する方法を模索し、リモート授業参観の実施となったという訳です。教室での授業参観では、教室の後ろから参観しますから、通常は子どもの後ろ姿を見ることになります。参観者が多いと教室に入れないこともありますし、久々に会った保護者を見かけてつい話をしてしまい、「子どもの様子が見られなかった」ということもありました。それが、椅子に座ってゆったりと参観できる上に、いろいろなアングルやズーム機能を使って見られることにプラスの側面があったことと思います。実施してみての課題もありますし、2学期に向けて、もっと「来校してよかった」と思っていただけるような取組も工夫していきたいと思います。
また、7月17日(土)には、PTA主催の校内美化作業が実施されました。梅雨が明け、炎天下での作業とはなりましたが、お集まりいただきました保護者の皆様、本当にありがとうございました。正門の花壇、校庭の周辺、校舎の周囲等、学校では手の届かない場所につきまして、除草作業を中心に行っていただきました。わたしは正門の花壇の除草に参加しましたが、保護者の方から「お休みの日にわざわざありがとうございます」とお礼を言われてしまい恐縮いたしました。参加された保護者の皆様の、学校を大切に思ってくださっているそのお気持ちが伝わってきて本当に嬉しい気持ちになりました。親御さんといっしょに参加してくれた子どもたちの頑張る姿が見られたのもとても嬉しく励みになりました。
36日間の夏休み、コロナ禍ではありますが、普段できない経験を積み、一回り大きく成長した元気な子どもたちの姿を見ることを楽しみにしております。