救命入門コース

緒方先生のお手本を見て学びます

胸骨圧迫はきついです

ペアが手拍子でテンポを教えます

6年生は、保健の学習で「大きなけが(心肺停止)の対処法について考えよう」に取り組みました。

応急手当普及員の緒方先生が、「目の前に倒れている人がいたらどうするか」と投げかけてスタートした学習。

【救命手順の流れ】

①安全確認(周囲)

②呼びかけ(意識の確認)

③人を集める(助けを呼ぶ)

④救急車・AEDの要請

⑤胸骨圧迫(可能なら人工呼吸も)

【胸骨圧迫のポイント】

①手掌基部で押す

②1分間に100~120回

③垂直に押す

④ひじを曲げない

⑤おしりはかかとにつけない

など、大切なことを確認したら実習のスタートです。

心臓を模した「あっぱくん」を使います。

ペアで声をかけ合いながら1人2分間の胸骨圧迫をしました。

終了後は、

「腕がパンパンになった。」

「もう腕に力が入らない。」

などと、1人2分の胸骨圧迫はかなりハードでした。

「119番通報してから、救急車が来るまでに8分くらいかかります。」

という緒方先生の一声で、ますます心が折れそうになる6年生の大東っ子たち。

「2分ずつlで交代すれば、1人2回だね。」

「救急車が来るまでがんばる。」

などと、前向きな声も聞こえてきました。

振り返りでは、

「講義、実技をしたことにより、対処法への勇気、使い方を知ることができました。去年、あっぱくんで音を鳴らすことができませんでしたが、今年は鳴らすことができました。」

「胸骨圧迫をしてみて、想像以上の力を入れないと音gならないということに驚きました、また、AEDを使うことで助かる確率が上がるので、絶対に使います。そして、この学習を生かして人を助けたいです。」

「2分間ずっと胸骨圧迫をしたのですが、すごくきつかったです。これを約8分間やり続けるのは大変だと思いますが、学んだ知識を覚えておいて、もしものことがあったときは、この知識を生かしたいです。」

学んだことがたくさん書かれていました。

今日の学習を生かして、いざというときには、一人ひとりが勇気を出して行動してくれると思います。

  • 2025年03月03日 15:45

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